PHONE APPLI LINER初期設定3
2021/07/29
再度Salesforce側の設定を行います。
目次
10.送信先オブジェクト設定
目的:LINER経由のお友達を登録するオブジェクトを設定いたします。
設定するオブジェクトにより一部手順が異なります。
登録したいオブジェクトを選択して設定内容をご確認ください。
※1度設定いただいた後、基本変更が出来かねますのでご注意くださいませ。
取引先責任者の場合はこちら
リードの場合はこちら
個人取引先の場合はこちら
カスタムオブジェクトに接続する場合はこちら
※ カスタムオブジェクトを利用する場合、初期設定項目やバージョンアップ時の項目追加はお客様に実施していただく必要がございます。
※標準オブジェクト以外に関しては今後対応しない機能等開発の可能性があることをお含みおきください。
その他、接続できるオブジェクトの条件は下記の表をご参考ください
オブジェクト | 可否 | 注意事項 |
Name項目がない 標準オブジェクト | ✕ | |
従オブジェクト | △ | Name項目があればご利用いただけますが、主のオブジェクトではないため非推奨となります |
カスタムオブジェクト | 〇 | 対応可能ですが上記記載の注意事項(※マーク)をご理解下さい |
11.本登録フォーム(マスター)設定
目的:お友達登録時に入力して頂くフォームを設定します。
こちらはお友達登録いただくお客様へ直接ご登録いただくフォームとなります。
※フォームを複数準備する場合「複数動的フォーム設定」をご確認ください。

本登録フォームが表示されない場合
1. Mapping settingのページレイアウトに[Is Active Dynamic Form]を追加してください。

2. 「基本設定と接続先アカウント一覧」にて本登録フォーム有効化フラグをONにします。

本登録フォーム設定(マスター)手順
1. 「LINER管理」から「基本設定と接続先アカウント一覧」にて、作成した送信先オブジェクトの行にある本登録フォーム設定(マスター)の部分にある「確認」をクリックする
※本登録フォーム(マスター)を元に各アカウントごとに本登録フォームを設定することが可能

右上にある「編集」をクリック

2. 下記の通り、デザインを設定します。
設定名 | 詳細 |
本登録フォーム名 | 各LINE公式アカウントに表示させることのできる本登録フォームの名称を設定 ※マスターとなる本登録フォームに関しましては本登録フォーム名変更不可 |
ページのヘッダー | 主にサービス名称などを設定。 |
フォームのヘッダー | フォームに関するタイトルやコメントを設定。 |
フォームのフッター | 注意事項等を入力します。 |
ロゴ位置 | ページのロゴを配置場所を設定します。 |
ページのロゴ | サービスや公式アカウントのアイコンをアップロードします。 |
レコードタイプ | レコードタイプを選択します ※個人取引先の場合 |

3. さらに、「項目追加」をクリックして、フォームの項目を設定します。
- 表示順:項目の表示順序。1以上の整数をセット
- 項目:項目を選択(デフォルトで設定されている姓等は表示にチェックを入れないと編集できません
- ※フォームに使用できるデータ型は、チェックボックス、テキスト、メール、数値、選択リスト、選択リスト(複数選択)、地理位置情報(経度・緯度)、電話、日付のデータ型の項目となります。
- カスタムラベル:フォームに表示させる場合のラベルをセット ※5番目のように変更可能
- デフォルト値:デフォルト値をセットしたい場合に入力 ※主にユーザに入力させずに裏で何かをセットする場合に使用
- プレースフォルダ:入力時の記入例を表示させる場合に使用
- 表示:フォームに表示させる場合に使用
- 必須:入力を必須にさせたい場合に使用
※salesforce側で必須項目にしている場合、「必須」と「使用」はOFFにできない状態になる。 - 使用:項目を使用したい場合に使用
- Salesforce項目を上書きしない:外部キーの一致や既存用URLで既存レコードとマージさせたい場合
更新させたくない項目を選択することが可能 - 追加/削除(本登録 マスターのみ):本登録フォームに表示させる項目の追加/削除が可能
※各公式アカウントの本登録フォーム設定では項目の追加/削除は不可
「プレビュー」をクリックすることで、下記のようにご確認いただけます。


プレビュー画面

4. 内容を確認して、問題なければ保存をクリック
12. 1:1チャットの設定
目的:LINEからお友達になった各レコード画面からチャットのやり取りができるように設定します。
1. チャットを表示したいオブジェクトのレコードを開いて右上の歯車アイコンから「編集ページ」を選択し
画面を開きます。

2. 「Anslut_CanvasMessage」を任意の場所にドラッグアンドドロップしてください。
※「Anslut_CanvasApp」と間違えないようにご注意ください。

3. 詳細設定を行います。
- 画面サイズ:1〜3 ※レイアウトの横の分割数に合わせ、どこに配置するかで設定してください。
- 画面の高さ:任意 ※半角英数字で入力してください。
- トーク用コンタクト項目API参照名:任意
取引先責任者に昇格したレコードでもチャットを表示させたい場合は上記と同様に取引先責任者上のページで
設定を行い、トーク用コンタクト項目API参照名に「anslut__LeadId__c」の値を入力してください。
※リード側には登録しないようご注意くださいませ。
友だち登録済のレコードにて設定いただくと、上記のようにチャットコンソールが表示されます。友達登録されていないレコードで設定する際は、チャットコンソールは表示されないためご注意くださいませ。
4. 設定が完了したら、保存をクリックしページレイアウトを有効化してください
※組織のデフォルトもしくは必要なアプリケーションのデフォルトとして割り当てをお願い致します。
13. 通知設定
通知の設定に関しては、下記フロー手順をご確認ください。
[フロー] 通知設定
14.ユーザごとに利用可能なアカウントを指定(複数アカウント接続の場合のみ)
LINE、SMSの接続するアカウントが複数あり、Salesforceユーザによって利用できるアカウントを制御したい場合、
以下「複数アカウント接続時、ユーザごとに利用可能なアカウントを指定したい」の設定をしておくことでSalesforceユーザによってアカウントの閲覧制限をかけることができます。
その他、メッセージ一括配信画面でのアカウント選択にも制限が掛かります。
複数アカウント接続時、ユーザごとに利用可能なアカウントを指定したい
15. 共通設定
[LINER管理]-[共通]より設定いただけます。

1. LINE/SMSの送信方法
LINE/SMSチャットコンソールでメッセージを送信・改行する方法を選択します。
誤送信防止のため、自社で利用の慣れているショートカットに割り当ててください。

2. 割り当てルール有効化フラグ
チェックボックスにチェックを入れていただくことでSalesforceに設定されている割り当てルールに準じて、割り当てを行うことができます。

3. 送信者のアカウント設定
1:1チャットにて送信者を変更することが可能です。公式アカウントもしくはログインユーザの2種類からお選びいただけます。
※送信者の切り替えが行える部分をクリックすると、デフォルト送信ボタンでメッセージ送信時「公式アカウント」としてメッセージを送信するか、または「ログインユーザ」としてメッセージを送信するかを選択することできます。

また、[送信時に選べるようにする]にチェックを入れた場合は1:1チャット送信時にお選びいただくことができます。
※送信者のアカウント設定で選択されている方がデフォルト送信ボタンに適用されます。

・Salesforceチャットコンソールの送信イメージ


・エンドユーザのLINEトーク画面イメージ

エンドユーザ側の画面の見え方についての詳細は、下記マニュアルにてご案内しております。
注意点
※送信者のアカウント設定をご利用される場合には、送信ユーザ情報同期バッチをオンにする必要となります。
このバッチをオンにすると、毎日午前2時にバッチがまわって設定が反映されます。

設定を変更された場合、下記赤枠の「同期実行」ボタンを押していただくことで即時に設定を反映させることができます。

4. 利用ユーザ設定(複数アカウント接続の場合のみ)
※必ず「複数アカウント作成時、ユーザごとに利用可能なアカウントを指定したい」記事の
「設定1.レコードを作成」の設定後に行ってください。

16. チャットコンソールのタブ設定
v2.1よりチャットコンソールに、SMSタブが追加されるため、利用にあわせて以下設定をお願いいたします。
Salesforce[設定]-[カスタム設定]-[Setting LINER]-[Manage]
・LINEのみ使用・・・Enable LINE ON/Enable SMS OFF
・SMSのみ使用・・・Enable LINE OFF/Enable SMS ON
・LINE/SMS両方使用・・・Enable LINE ON/Enable SMS ON
※デフォルト値は両方ONとなります。

17. プロセスビルダーからフローへの移行設定
プロセスビルダーの廃止に伴い、フロー「Send Multi Line Message」を追加いたしました。
今後弊社のバージョンアップでプロセスビルダーが変更加えられなくなるため、
プロセスビルダーを無効・フローを有効化設定いただきますようお願いいたします。
マニュアル「あいさつメッセージ送信」を設定する予定のお客様は特にお願いできますと幸いです。
※デフォルトは無効化状態となっているため、有効化が必要です
手順動画
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