社外連絡先に入っている情報の一括更新
2023/07/10
1. 社外連絡先の項目を一括で更新させる方法
- Step1‐1:レポート作成
- 社外連絡先と電話帳フォルダのレポート(カスタムレポート)を作成します。
- カスタムレポート作成方法はこちらの①のカスタムレポートタイプ「社外連絡先×電話帳フォルダ」を作成するをご確認ください。
- レポートに表示させる項目について
- 「社外連絡先ID」は必ず必要です。
- 電話帳フォルダ:電話帳フォルダ名(どのユーザのフォルダに入っているか確認可)、所有者を必要に応じて表示(最終的には不要ですので、データ修正時に必要な項目を表示いただければと思います)させます。
- 更新させたい項目(メールアドレスやその他項目等)を表示。ここでは会社名を更新させたいので表示させております。
- Step1-2:レポートをエクスポートします(CSVデータ)
- エクスポートしたデータを修正します。
- データ確認用にフォルダ名・所有者等表示しておりましたので、不要な項目は削除いただいた方が後から手間ではなくなります。
- 社外連絡先IDと修正した項目があれば問題ございません。
- Step3データローダを開きます。
- [Update]で作業をしていきます。
- オブジェクトは社外連絡先(phoneappli__PhoneBook2__c)を選択し次へ進む。
- 項目をマッピングをします。
- 社外連絡先ID<->ID
- 表示させている項目をそれぞれマッピングお願いします。
- 今回は社外連絡先名と会社名を紐づけております。
- 問題なければ次へ進み、最終的に保存をかけていきます
- 問題なければ下記のよう修正した項目に対しアップデートがかかります
- 注意点
- 今回は社外連絡先のレコードのみの修正方法となります。取引先側を修正させるときは再度取引先連携いただく必要がございます。ご注意ください。
- 管理者設定にて社外連絡先の「名寄せ一致」にて会社名が利用されている場合は、会社名を修正しますと今までの名寄せの表示とは異なる可能性がございます。
2. 取引先連携済みの社外連絡先名と紐づく名刺画像のファイル名の抽出方法
カスタムレポートを作成後に、データローダで「コンテンツドキュメント」オブジェクトをエクスポートし、
作成したレポートの「名刺ファイルID」とデータローダでエクスポートしたExcelの「ID」を照らし合わせ確認頂くことで、ファイル名の確認が可能となっております。
※データローダを使用したファイルのエクスポートにはSalesforceの仕様上、[すべてのファイルのクエリ]権限を有効にする必要がございます。Salesforceの仕様に関しましては、こちらのSalesforceヘルプサイトをご確認ください。
①カスタムレポートの作成
【カスタムレポートタイプの作成方法】
①Salesforce右上歯車マーク[設定]をクリック
②クイック検索にて「レポートタイプ」と入力し、選択
③「新規カスタムレポートタイプ」をクリックし下記項目を入力し、「次へ」をクリック
・主オブジェクト:取引先責任者
※表示ラベル、レポートタイプ名、説明、カテゴリに格納は任意のもので問題ございません。
・リリース状況:リリース済み
④「次へ」をクリックし「クリックしてほかのオブジェクトと関連付ける」をクリックし下記値を設定
・オブジェクト選択:社外連絡先
・A to Bリレーション:各「A」レコードには関連する「B」レコードが1つ以上必要です。
⑤「保存」をクリック
【レポートの作成方法】
①レポートオブジェクトを開き、「新規レポート」を選択
②上記で作成したレポートタイプを選択し、レポートを開始をクリック
③アウトライン「列」に下記項目を追加
※検索条件は任意で設定をお願いいたします。
・社外連絡先名
・取引先責任者ID
・名刺ファイルID
・名刺ファイルID2(名刺の裏面となります)
④「保存」をクリック
作成したレポートは「▼」エクスポートよりExcelファイルでの抽出が可能となっております。
②データローダでのエクスポート方法
①データローダを開き、Exportをクリック
②Log inよりログインを行い、Nextをクリック
③「Show all Salesforce objects」にチェックを入れ、コンテンツオブジェクトを選択し、Nextをクリック
※Choose a target for extraction:では「Browse...」より、データの保存先を指定してください。
④Choose the query fields below.より、「id」と「Title」にチェックを入れ、Finishをクリック
作成頂いたレポートの名刺ファイルIDを確認し、
上記でエクスポートいただいたExcelの「ID」と照らし合わせることで、ファイル名の確認が可能となっております。
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