LW連携オプションからLINER Wへの移行について

2024/08/26

概要

本資料は、LINE WORKS連携オプション(以下LW連携オプション)をご契約されていたお客様が、LINER Wへ移行される際の手順をご説明します。

PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce と LW連携オプションをアンインストール後、LINER Wをインストール・設定いただく流れとなります。

image.png

1.アンインストール前にご注意いただきたいこと

アンインストール後、PEOPLE及びLW連携オプションに含まれるカスタムオブジェクトは、閲覧・編集いただけなくなります。

ToDoオブジェクトのレコード(件名が「XXXXさんがLINE WORKS交換」「LINE WORKSログ」)は、

LINE WORKS連携設定において、Salesforceへの紐づけ(新規登録)を社外連絡先に設定し、ToDoレコードの関連先に社外連絡先が設定されている状態ですと、PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce パッケージのアンインストール時に削除されます。

社外連絡先が関連先に設定されていない場合は削除されず、アンインストール後も閲覧・編集頂けます。

社外連絡先レコードやLINE WORKSレコード(現在 Ver 1.30004以降をお使いの場合)も削除されますので、ToDoレコードを残しておく必要がある場合は、データローダーやレポートを作成しCSV形式にてエクスポートすることを推奨いたします。

以下のいずれかの方法を実施してください。

①データローダを使用して、ToDoレコードの関連先を「社外連絡先」から「空白」もしくは「現在連携しているオブジェクト」に修正する

②レポートを作成のうえCSVエクスポートして、バックアップを取得する

LINE WORKSレコード(紐づけ情報のレコード)につきましては、パッケージアンインストール時に削除されますが、同一のSalesforce組織でLINER Wをご利用される場合は、新パッケージへの移行後に復旧が可能となります。

※もし異なるSalesforce組織にてLINER Wをお使いになる場合は、事前にサポート窓口にご相談ください。

2.パッケージのアンインストール

パッケージのアンインストールを行います。

まず、[設定]-[オブジェクトマネージャー]- [社外連絡先]-[項目セット]-[社外連絡先情報]にて、

[LINE WORKS UUID] 項目を項目セットに配置されている場合は、該当項目を削除し、保存してください。

次に、フローを設定されている場合は、無効化し、削除をお願い致します。

最後に、ライセンスと権限セットの取り外しをお願いいたします。

※権限セットの取り外しをせずにパッケージのアンインストールを行うとエラーとなります。

各パッケージのライセンスの割り当て状況は、下記設定箇所よりご確認いただけます。

[設定]-[インストール済みパッケージ]- [PHONE APPLI LINE WORKS]-[ライセンス管理]

[設定]-[インストール済みパッケージ]- [PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce]-[ライセンス管理]

※手順動画には別製品のパッケージ名も表示されておりますが、上記手順でライセンスの取り外しをお願いいたします。

(動画手順)ユーザーからライセンスを取り外す

3.Botの公開設定を外す

Botの公開設定をいったん外して下さい。

公開設定の設定箇所は、下記マニュアルの6に記載がございますのでご参考ください。

■Bot 設定

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J/linerw_admin-guide/A-000476

4.LINER Wをインストール

LINER Wをインストールします。

LINER Wのインストール方法につきましては、下記マニュアルに記載がございますのでご確認お願いします。

■PHONE APPLI LINER W インストール

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J/linerw_Initialization-guide/A-000471

5.初期設定と連携認証

初期設定を実施後、LINE WORKSの連携認証を再度行います。

手順につきましては、下記マニュアルに記載がございますのでご確認お願いします。

■PHONE APPLI LINER W 初期設定

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J/linerw_Initialization-guide/A-000472

6.初期設定ガイドの続きの設定・管理者設定ガイドの設定

ページレイアウト設定以降の設定の続きを行います。

手順につきましては、下記マニュアルに記載がございますのでご確認お願いします。

LINER W初期設定.png

■初期設定ガイドはこちら

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J

初期設定が完了したら、次に管理者設定ガイドの設定を行います。

※Bot設定は不要です。

■LINE WORKS連携設定

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J/linerw_admin-guide/A-000475

(任意)ToDoを作成したい場合

LINER WにはToDoを作成する機能がございません。トークは「トークログオブジェクト」に格納されます。

既存の運用を続けられたい場合は、フローを作成していただく必要がございますので、下記マニュアルをご覧ください。

※ToDoが不要の場合は、フローの設定を実施しなくても問題ございません。

■フローの設定

https://help.phoneappli.net/pap-for-sf/people-lw/people-lw-Initial%20setting/A-000713

7.Botの再公開

Botの公開設定を再度公開に戻します。

公開設定の設定箇所は、下記マニュアルの6に記載がございますのでご参考ください。

■Bot 設定

https://help.phoneappli.net/pa-liner-w/LINERW_adminstart-J/linerw_admin-guide/A-000476

こちらの手順まで完了しましたら、弊社にご連絡いただきますようお願いいたします。

PHONE APPLIサポート窓口:support_sfdc@phoneappli.net

.LINE WORKSオブジェクトの復旧、移行中のトークログの格納について

■移行中のトークログの格納について

旧パッケージのアンインストールからLINER Wインストール・設定完了までの間に行われたトークは、

認証後の次のバッチより順次トークログが格納されます。

仕様上、トークが行われた24時間後の自動登録処理(バッチ処理)でトークログに格納されます。
 
移行設定完了後すぐにはトーク格納を確認する事はできませんので、翌日以降にご確認ください。

■LW連携オプションにてSalesforceへの紐づけ時に作成されていたLINE WORKSレコードの復旧作業について

  ・復旧されるLINE WORKSレコードは、復旧時点でアドレス帳から削除されていない連絡先に限ります。

  ・復旧されるLINE WORKSレコードは、Salesforceの所有者が有効(無効化されていない)、かつ

     各参照先(リード、取引先、取引先責任者)が削除されていない場合に限りますのでご了承ください。

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