Salesforce Shield 設定環境における 推奨設定について

2023/11/15

概要

本資料は、Salesforce Shieldを設定済みの環境で LINER Wを利用可能とする設定の手順となります。

※ Salesforce Shieldの設定方法につきましては、LINER Wの範疇外となります。

前提

LINE WORKS連携設定画面の連携先オブジェクト設定における検索対象項目が、

・確率的暗号化の場合は対応しておりません。

・確定的暗号化の場合は対応しております。「確定的暗号化 - 大文字と小文字を区別する」「確定的暗号化 - 大文字と小文字を区別しない」いずれも問題ございません。

LINE WORKS連携設定

連携先オブジェクト設定

演算子について

Salesforce セキュリティガイド - 確定的暗号化を使用する場合の考慮事項 より、下記記載の通り、検索対象項目毎に設定する演算子においては、完全一致のみをサポートしますので、「次の文字列と一致する」を設定するようにお願い致します。

確定的暗号化では、大文字小文字を含めた完全一致のみがサポートされます。部分一致を返す比較演算子はサポートされていません。たとえば、LIKE ステートメントと STARTS WITH ステートメントはサポートされません。
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複合項目について

Salesforce セキュリティガイド - 確定的暗号化を使用する場合の考慮事項 より、下記記載の通り、複合項目を検索対象項目として利用する場合は、注意が必要となります。複合項目は、氏名、住所などのデータ型が該当します。

複合名などの連結された値は、個別の値と同じではありません。たとえば、複合名「William Jones」の暗号文は、「William」と「Jones」の暗号文を連結したものと同じではありません。
Select Id from Contact Where Name = 'William Jones’
ただし、次のクエリは機能します。
Select Id from Contact Where FirstName = 'William’ And LastName ='Jones'
大文字と小文字を区別するまたは区別しない確定的暗号化スキームでは複合項目がサポートされますが、個別の列クエリのみでサポートされます。

基本的には複合項目は使用せず、個別の列にて検索をお願い致します。

ただ、一部のケースにおいて、複合項目を使用しても検索結果を得ることができますので、下記を参考にしてください。

個人取引先の取引先名(Name項目)を設定した場合

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検索結果が得られる例

姓にのみ値を入力している場合、複合項目であっても検索結果を得ることができます。

また、検索対象項目を「取引先名」ではなく、「姓」に設定した場合でも、検索結果を得ることができます。

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注意点

上記の例のように、Salesforceに登録されているデータが姓名の間に半角スペースが入った「小島 あや」の場合、検索するキーワードは「小島 あや」であれば検索結果を得ることができますが、「小島あや」のように、半角スペースを省略した形では完全一致とはならず、検索結果を得ることはできません。

また、Salesforceに登録されているデータが姓名の間に半角スペースが入っていない「小島あや」だった場合、検索するキーワードは「小島あや」であれば検索結果を得ることができますが、「小島 あや」のように、半角スペースを含めた形では完全一致とはならず、検索結果を得ることはできません。

検索結果が得られない例

姓名を分けて入力している場合は、検索結果を得ることができません。

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注意点

上記の例のように、Salesforceに登録されているデータが、姓「小島」名「あや」と入力されている場合、検索するキーワードは「小島あや」のように半角スペースを省略した形でも、「小島 あや」のように、半角スペースを含めた形でも完全一致とはならず、検索結果を得ることはできません。

その場合は、検索対象項目を「姓」「名」それぞれに分けた設定をするようにお願い致します。

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リード、取引先責任者の氏名(Name項目)を設定した場合

個人取引先とは異なり、リード、取引先責任者の場合は、姓にのみ値を入力している場合でも、姓名を分けて入力している場合でも、検索結果を得ることができず、Botからの返却もなされません。

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検索結果を得られるようにするには、姓にのみ値を入力している場合、検索対象項を「氏名」ではなく「姓」に設定をするようにお願い致します。

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検索結果を得られるようにするには、姓名を分けて入力している場合、検索対象項を「氏名」ではなく「姓」「名」それぞれに分けた設定をするようにお願い致します。

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