(2024.03.06) PHONE APPLI LINE WORKS 202403.1にてリリースされる新機能について
2024/03/08
1.トークログオブジェクト
Salesforceに紐づけを行なったLINEユーザーとのトークログが格納されるようになります。
■従来
ToDoオブジェクトにトーク内容が格納されます。
■今回リリース後
従来のToDoオブジェクトに加え、新設するトークログオブジェクトにも格納されます。
※Salesforce Version 202403.1 以降より利用されている場合はトークログオブジェクトのみに記録されます。
また、トークログオブジェクトに紐づくトークログ生データオブジェクトも新設し、より詳細な情報データも格納されます。
トークログを確認したい場合、ページレイアウトに関連リストを配置する必要があります。設定はこちらを参照ください。
2.LINE WORKS連携設定画面
1.トーク連携設定
Salesforce Version 202312.1 以前から利用されており、Veeva連携を利用されていない場合、[ToDoオブジェクトの使用を続け、新しいトークログオブジェクトの両方にトーク内容を記録する] か、[ToDoオブジェクトの使用を停止し、新しいトークログオブジェクトのみにトーク内容を記録する] を、選べる機能を追加しました。
リリース後から、従来のToDoオブジェクトに加え、自動的に新しいトークログオブジェクトにもトーク内容が記録されるようになります。従来のToDoオブジェクトの使用を停止し、新しいトークログオブジェクトのみにトーク内容を記録したい場合は、ラジオボタンにて設定を変更し、保存してください。
※Salesforce Version 202312.1 以前から利用されている場合は本機能が表示されます。
※Salesforce Version 202403.1 以降より利用されている場合は本機能は表示されず、トークログオブジェクトのみに記録されます。ToDoにも記録したい場合、フローの設定が必要となります。フローの設定はこちらを参照ください。
※Veeva連携を利用されている場合は本機能は表示されず、マルチチャネルアクティビティに従来通り記録されます。
3.軽微な修正、バグFix
1.LINE WORKS連携設定画面
1.連携先オブジェクト設定
検索対象項目及び検索結果項目において、データ型が数値型の項目は整数のみ選択できるようになっていましたが、小数点の位置を指定した項目も選択できるように修正しました。
例)オブジェクトの数値型の項目において、整数と小数点の位置を指定した項目が存在する場合
■従来
データ型が数値型の項目は、整数のみ選択でき、小数点の位置を指定した項目は検索できず選択できない。
■今回リリース後
データ型が数値型の項目は、整数及び、小数点の位置を指定した項目も検索することができ選択可能。
2.トークログをSalesforceに自動登録する1回のバッチ処理にて、バッチ処理実行時間の24時間前までのトークが格納される仕様に変更しました。
■従来
■今回リリース後
トークは常に、トークが行われた24時間後の自動登録処理(バッチ処理)でトークログに格納されます。範囲については下記の表をご参照ください。
例:Salesforceへの自動登録間隔設定を『1時間毎』に設定した場合
バッチ処理実行時間 | 格納されるトークログ範囲 |
1月10日 01:00 | 1月9日 00:00 ~ 1月9日 00:59 |
1月10日 02:00 | 1月9日 01:00 ~ 1月9日 01:59 |
1月10日 03:00 | 1月9日 02:00 ~ 1月9日 02:59 |
例:Salesforceへの自動登録間隔設定を『6時間毎』に設定した場合
バッチ処理実行時間 | 格納されるトークログ範囲 |
1月10日 01:00 | 1月8日 19:00 ~ 1月9日 00:59 |
1月10日 07:00 | 1月9日 01:00 ~ 1月9日 06:59 |
1月10日 13:00 | 1月9日 07:00 ~ 1月9日 12:59 |
例:Salesforceへの自動登録間隔設定を『1日毎』に設定した場合
バッチ処理実行時間 | 格納されるトークログ範囲 |
1月10日 01:00 | 1月8日 01:00 ~ 1月9日 00:59 |
1月11日 01:00 | 1月9日 01:00 ~ 1月10日 00:59 |
1月12日 01:00 | 1月10日 01:00 ~ 1月11日 00:59 |
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