(2023.10.19) PHONE APPLI LINER W 202310.1にてリリースされる新機能について
2023/10/20
1.LINE WORKS連携設定画面
1.連携先オブジェクト設定
A.[LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する] を選択している場合、Name項目以外も設定できるように [リネーム機能を使用する項目] を追加しました。
オブジェクト名選択時、[LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する]を選択している場合、初期値としてName項目が設定されます。オブジェクト名に設定したオブジェクトの項目を選択することができます。
[LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する]を選択していない場合、非活性となり選択できません。
■従来
Salesforceに紐づけた場合のトーク画面(電話帳)
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名とSalesforceのName項目名が異なる場合、
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名が下記の通りに更新されます。
<紐づけ前>
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名
<紐づけ後>
SalesforceのName項目名 (LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名)
※ LINEではニックネームで登録している場合もある為、識別できるようにリネームします
■今回リリース後
Salesforceに紐づけた場合のトーク画面(電話帳)
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名と、
管理者設定画面→連携先オブジェクト設定→[リネーム機能を使用する項目]に設定した項目の値が異なる場合、
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名が下記の通りに更新されます。
<紐づけ前>
LINE WORKSのアドレス帳に登録されたLINEのユーザー名
<紐づけ後>
Salesforceの[リネーム機能を使用する項目]に設定した項目の値 (LINE WORKSのアドレス
帳に登録されたLINEのユーザー名)
※ LINEではニックネームで登録している場合もある為、システム管理者側の設定で、
LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可するように設定されている場合、
識別できるようにリネームします。
B.検索対象項目の1項目めにおいて、Name項目以外も設定できるように非活性制御の解除及び、[検索対象にフィルターをかける] 項目を追加しました。
オブジェクト名選択時、従来通り初期値としてName項目が設定されますが、オブジェクト名に設定したオブジェクトの項目を選択することができます。
注意点
連携先オブジェクト設定では、従来通りName項目を保持しているオブジェクトのみを現状選択できるようにしております。
Name項目を使用しない設定とされた場合でも、紐づけ処理を開始し、紐づけ対象のSalesforceレコードに紐づけ処理されると、「Salesforce上の◯◯さんを更新しました」「Veeva上の◯◯さんを更新しました」のBotチャットを受信しますが、◯◯はName項目の値を表示しております。
よって、LINE WORKS連携認証実行者において、Name項目への参照権限は継続して必要となります。
連携先にName項目への値入力が必須ではないオブジェクトを選択した場合(契約など)、Name項目に値がない場合は、「Salesforce上の◯◯さんを更新しました」のBotチャットにおいて、◯◯はレコードIDの値を表示します。
C.検索対象項目のデータ型が主従関係及び参照関係型の際に、[検索対象にフィルターをかける] 項目を活性するように修正しました。
主従関係及び参照関係型以外の場合は非活性
主従関係及び参照関係型かつID項目の場合は活性
D.検索対象項目において、部分一致検索 [次の文字列を含む] 以外も選択できるように、演算子項目を追加しました。
演算子 | データ型 |
次の文字列と一致する | 全て |
次の文字列と一致しない | 全て |
< | 複数選択リスト、チェックボックス、主従関係及び参照関係型かつID項目以外の全て |
> | |
<= | |
>= | |
次の文字列を含む | 複数選択リスト、チェックボックス、主従関係及び参照関係型かつID項目、 通貨、日付、日付/時間、数値、パーセント以外の全て |
次の文字列で始まる | |
次の値を含む | 複数選択リストのみ |
次の値を含まない | 複数選択リストのみ |
次の文字列を含まない | 選択リスト値に現在表示されませんが、今後選択できるように対応予定となります |
検索対象にフィルターをかける場合、演算子の選択リスト値は検索対象項目ではなく、検索対象フィルター設定:項目のデータ型によって異なります。
E.検索結果項目の1項目めにおいて、Name項目以外も設定できるように非活性制御を解除しました。
オブジェクト名選択時、従来通り初期値としてName項目が設定されますが、オブジェクト名に設定したオブジェクトの項目を選択することができます。
F.検索対象項目及び表示する検索結果項目において、選択できるデータ型を追加しました。
■従来
テキスト(暗号化は除く)、テキストエリア(ロングテキストエリアは除く)、メール、URL、選択リスト、電話、主従関係、参照関係型の項目を検索することが可能です。
■今回リリース後
テキスト(暗号化は除く)、テキストエリア(ロングテキストエリアは除く)、メール、URL、選択リスト、複数選択リスト、電話、主従関係、参照関係、チェックボックス、通貨、日付、日付/時間、数値、パーセント型の項目を検索することが可能です。
2.アドレス帳氏名変更許可設定
A.[LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する]機能を追加しました。
LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可するよう選択することが可能です。
1. [LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する]機能が【ON】(True)の場合かつ、紐づけ先のSalesforceレコードの [リネーム機能を使用する項目] で設定した項目と、LINE WORKSのアドレス帳の氏名が異なる場合、LINE WORKSのアドレス帳とトーク画面はそれぞれ以下のように表示されます。
■Salesforceレコード([リネーム機能を使用する項目] が「氏名(名前)」で設定している場合)
■アドレス帳(ブラウザ)
■トーク画面(ブラウザ)
■モバイルアプリ
2. [LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する]機能が【OFF】(False)の場合、LINE WORKSのアドレス帳とトーク画面はそれぞれ以下のように表示されます
■アドレス帳
■トーク画面
2.軽微な修正、バグFix
1.Botで [選択する] 押下時、Salesforceへの紐づけ処理が一部動かなくなる事象を修正しました。
2.Botで [選択する] 押下時、LINE WORKSのアドレス帳の氏名の変更を許可する場合、アドレス帳の[名]に値を格納するように修正しました。
LINEユーザーを友だち追加後、アドレス帳の連絡先は、[名]にLINEユーザー名が設定されている状態となります。
従来は、Salesforceの[リネーム機能を使用する項目]はName項目固定となっていた兼ね合いで、Name項目に格納されている値より、半角スペースが含まれていた場合、半角スペースの有無を条件に、[姓][名]項目に値を格納しておりました。
今回のリリースより、[リネーム機能を使用する項目]を新設したことに伴い、[名]項目にのみ値を格納するように修正しました。
■従来
1. アドレス帳(ブラウザ)
■紐づけ前
■紐づけ後
2. アドレス帳(モバイルアプリ)
■今回リリース後
1. アドレス帳(ブラウザ)
■紐づけ前
■紐づけ後
2. アドレス帳(モバイルアプリ)
3.Botで [選択する] 押下時、Salesforceの[リネーム機能を使用する項目]に設定した項目の値が100文字以上の場合、Salesforceへの紐づけ処理が動かなくなる事象を修正しました。
Salesforceの[リネーム機能を使用する項目]に設定した項目の値が100文字以上の場合、100文字目までをアドレス帳の連絡先に格納するように修正しました。
4.Botで [メニュー] → [ヘルプページ] 押下時、PHONE APPLI LINER Wを利用されている場合は、PHONE APPLI LINER W よくあるご質問(FAQ) に遷移するように修正しました。
■従来
■今回リリース後
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