[フロー]外部キー一致時に、レコードの「姓」を上書きしないための設定

2022/04/18

本記事では送信先オブジェクトを「リード」を例とし、手順を掲載しております。

お客様環境で設定されている送信先オブジェクト(LINERと連携しているオブジェクト)で設定をお願いいたします。

※画像はクリックすると解像度の高いものが参照可能です。

基本のフロー設定(接続公式アカウントが1つの場合)

1. Salesforce 設定 - [フロー] -[新規フロー]を選択します。

スクリーンショット 2022-04-14 10.15.45.png


2. 「レコードトリガフロー」を選択します。

スクリーンショット 2022-04-14 10.17.36.png

3. 開始設定を下記通り設定します。

設定項目
設定値
備考
オブジェクト
リード
※お客様組織で設定している送信先オブジェクト
トリガを設定
レコードが更新された

エントリ条件を設定
なし

フローを最適化
高速項目更新

screencapture-demotrial073-lightning-force-builder-platform-interaction-flowBuilder-app-2022-04-14-10_24_59.png

4. 条件判定を追加します。

 レコードトリガフローと、レコードを更新の間の[+]ボタンを押し、「決定」をクリックします

スクリーンショット 2022-04-15 13.24.42.png

下記のように条件を設定します。

・姓(LastName)が変更されたタイミング かつ

・IsSyncが チェックONになっているタイミングかつ

・IsSync が変更されたタイミング 

 ※ LINERでお友達登録が完了すると、IsSyncにチェックが入ります。

screencapture-japanese-dev-ed-lightning-force-builder-platform-interaction-flowBuilder-app-2022-06-29-13_23_39.png

5. 要素の追加を行います。

 [+]ボタンを押し、「トリガレコードの更新」をクリックし下記のように設定を行います。

スクリーンショット 2022-06-29 13.21.21.png
スクリーンショット 2022-04-14 10.29.15.png

姓(LastName)を項目更新前の値に戻すアクションを設定します。

スクリーンショット 2022-04-15 13.19.06.png

6. 下記のようにフローの形を整えて、保存を行います。

スクリーンショット 2022-04-15 13.40.01.png

7. 最後に、保存と有効化を忘れずに行い、

   LINERからお友だち登録を行った際に上書き更新されないことを確認して完了です。

接続公式アカウントが複数ある場合のフロー(応用編)

「5. 条件判定を追加します。」の上記手順で設定する条件と条件ロジックを下記のように設定してください。

※「Hash id」は、2つ目の接続公式アカウントが追加されたタイミングで、アカウントIDが追加される仕様となります。

スクリーンショット 2022-04-18 10.27.58.png

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