[プロセスビルダー]活動履歴にLINEのメッセージ履歴をコピーする
同期バッチ設定について
ver1.55より、新たに「同期バッチ設定」が追加されました。
LINE/SMSメッセージ履歴レコード作成のバッチ処理を開始させることができます。
新規インストールの場合はデフォルトでは停止状態になっていますので、LINE/SMSメッセージ履歴を取得したい場合は「開始」に変更してください。
お使いの組織で、バージョンアップ 後のステータスが「停止中」の場合は「開始」ボタンををクリックしてください。
ステータスが「同期中」になっている場合は、一度「停止」ボタンを押してから「開始」ボタンをクリックしてください。

「LINEメッセージ履歴」オブジェクトに格納されるレコードについて
LINERのメッセージは「LINEメッセージ履歴」というオブジェクトに1日1回のバッチ処理で、
友だちの数だけ、やりとりしたメッセージのレコード(サマリされたレコード)が生成されます。
また、一人の友だちに対して、送信サマリと受信サマリの2件がレコードとして作成されます。
※やりとりがない友だちの履歴レコードは作成されません
プロセスビルダーの作成手順
上記レコードを、活動履歴(ToDo)にコピーして活動タイムラインに表示させるためには以下の設定を実施してください。
※「取引の開始」を行い送信先オブジェクトからレコードをコンバートした場合、
活動履歴へのコピーはできない仕様となりますのでご注意ください。
① 設定からプロセスビルダーを開き、『新規』をクリック


② 各項目を入力します
- プロセス名:任意
- API参照名:任意
- プロセスを開始するタイミング:レコードが変更されたとき

③ 『オブジェクト』をクリック、下記の通りセットして保存します
- オブジェクト:LINEメッセージ履歴
- プロセスを開始:レコードを作成したときのみ

④ 以下の条件1,2のそれぞれを追加して、保存をしてください。
条件1
1.条件名:任意(ここでは条件1)
2.アクションの実行条件:条件を満たしている
3.条件を設定
項目 | 演算子 | 種別 | 値 | |
---|---|---|---|---|
1 | anslut__User__c | null | Boolean | TRUE |

条件2
1.条件名:任意(ここでは条件1)
2.アクションの実行条件:条件を満たしている
3.条件を設定
項目 | 演算子 | 種別 | True | |
---|---|---|---|---|
1 | anslut__User__c | null | Boolean | FALSE |

⑤以下のアクションを条件1,2にそれぞれ作成して、保存をしてください
- アクション種別:レコードを作成
- アクション名:任意
- レコードタイプ:ToDo
- 項目値は以下の表を参照
- ※ToDoオブジェクトに必須項目がある場合は適宜追加してください
- ※ToDoオブジェクトに入力規則がある場合にはご確認ください
項目 | 種別 | 値 | 必須 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 件名 | 数式 | "LINER-LINE履歴-" & [anslut__Message_History__c].anslut__Contact_Name__c & "-" & TEXT([anslut__Message_History__c].anslut__History_Date__c) | 〇 | 値の数式はサンプルとなっており、以下のように表示されます。 「LINER-LINE履歴-山田太郎-2021/03/17」のように表示されます。 お客様の環境に合わせて変更していただけます。 |
2 | 説明 | 数式 | "Send Summary: "& [anslut__Message_History__c].anslut__Summary_Message_Send__c & ", Receive Summary: "& [anslut__Message_History__c].anslut__Summary_Message_Receive__c | 〇 | |
3 | 名前 ID | 数式 | [anslut__Message_History__c].anslut__Contact_Id__c | 〇 | 1.取引先(個人取引先含む)、カスタムOBJや2以外の標準オブジェクト:項目は関連先ID 2.リード、取引先責任者:項目は名前ID |
4 | 割り当て先 ID | 項目の参照 | [anslut__Message_History__c].anslut__User__c | 〇 | 条件1の時は、種別を【ユーザ】にし、ToDoを割り当てたい任意のユーザを指定 |

有効化を行い、動作確認をする
「有効化」を押して、有効化したら動作の確認を行ってください。

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